パプリカ

パプリカ

抗酸化作用、動脈硬化予防

オランダ語でピーマンのことを「パプリカ」と言います。赤と黄のカラフルな色(カロテノイド)で食卓を彩るパプリカは、甘みが強く、生食向きです。老化を防ぎ、生活習慣病の予防に役立つ、抗酸化ビタミンといわれるビタミンCやE、体内でビタミンAに変わるβ-カロテンが豊富な、栄養価の高い野菜です。赤パプリカには、カプサイシン(赤唐辛子にも含まれる辛味成分)が含まれています。黄パプリカにはアスタキサンチンが含まれ、新陳代謝を活発にし、冷え性の改善や、疲労回復などに役立ちます。パプリカの苦み成分クエルシトリンには血圧の降圧効果や抑うつ作用などの働きがあります。